バーの開業に必要な顧客ターゲットと商品構成の決め方について

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バーで独立・開業することを決意して、いよいよ夢への第一歩。
でも、少し待ってください。
開業前にしっかりとターゲットとなる客層や主となる商品構成は決定していますか?
今回はターゲットや商品構成について考えてみたいと思います。

立地や客層からニーズを把握すること

お洒落なバーを開業するだけでは、お客様は来店してくれません。
やはりバーといえばお酒や料理(おつまみ)がメインになってきます。
そのためにはしっかりとしたメニュー構成を考えていかなければなりません。

ニーズを捉えること

ターゲットとなるお客様には男性・女性、若年層・中年層など色々なパターンが考えられます。
そのため、自身のお店ではどの人をターゲットにすることを決めることができれば、求められるメニュー構成も見えてきます。

また、立地によってもニーズを考えていく必要があります。
住宅街などでバーや居酒屋を開業すれば、終電を気にすることなく落ち着いて飲むことができる人が多い傾向にあります。
では、駅の近くだったら?など考えていくことが大切になってきます。

上記内容をまとめると

年齢が低い

ドリンク系
ビールや、カクテル、焼酎など、比較的好みの幅は広い傾向
値段設定は低い価格が好まれ、流行を取り入れることが大切

フード系
少量の料理よりも量が多い料理が好まれ、味も濃いものが好まれる傾向
彩りや盛りつけなど見た目が派手で楽しいものが喜ばれる

年齢が高い

ドリンク系
カクテルやワインよりも、ビールやウイスキー日本酒、焼酎などが好まれ、減量や産地などにもこだわる人が多い傾向

フード系
量よりも質か好まれる傾向
小鉢料理等の肴というようなものが好まれる

男性

ドリンク系
ビールやウイスキー、焼酎などが定番で好まれる。
テキーラやウォッカのようなアルコール度数が高いお酒も好まれる

フード系
量が多い料理が良いという人と、お酒を楽しむため珍味のような肴など少量のもので満足する人も多い

女性

ドリンク系
一般的にはカクテルが定番。
最近ではワインや焼酎などを好む女性も増えている

フード
お酒と料理の相性を気にする人が多い
見た目や調理方法などサプライズがあるような料理があれば喜ばれる

立地からニーズをまとめると

住宅街

地元密着でマスターとお酒や趣味について語り合える環境があり、こだわりの一品などがほしいところ

オフィス街

会社での飲み会や気軽にお酒を飲めるような雰囲気が重要
また、夕食と兼ねてお酒を飲んだりすることも多いので、レストランバーなどのお店にするのも効果的

駅前

「駅が近いから終電に間に合う。」「帰宅前に軽く一杯」といったように使い勝手のよさがあるお店が好まれる
そのため、多種多様な人に受け入れてもらえる料理、お酒が必要

まとめ

バーや居酒屋を開業する前にはしっかりと立地やターゲットとなる客層を考えて、メニューの構成などを決めていく必要があります。
もちろん、上記に記載したこと以外にも色々なニーズがあります。
他のバーにはない独自のお店を作り上げて、お客様にリピートしてもらえるお店ができれば言うことなしです。

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