バーの開業・開店の資金にはどれくら必要?

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バーを開業・開店をするには備品や店舗はもちろん必要ですが、何よりも資金がなければお店をオープンすることはできません。
現在では、創業融資などで資金を借り入れてバーを開店する方もいらっしゃいます。
もちろん、自己資金で開業をするかたも多くいらっしゃいます。

では、いったいバーの開業・開店資金にはどの程度の費用が必要なのでしょうか?
今回はバーの開業・開店に必要となる資金について考えていきます。

バーの開業をお考えの方は参考にしてみてください。

開業・開店に必要となる資金の内訳は?

バーを開業する時に必要となる資金の内訳は大きく分けて4つに区分できます。

店舗取得費

バーを開業するには、店舗となる物件が必要になります。
物件を借りる時には、保証金・敷金・礼金・仲介手数料・家賃などの費用が発生します。
保証金はおよそ家賃の10ヶ月分程度の費用を目安になってきます。
また、家賃については契約が決まった月から発生しますので、内装工事の期間などを考慮して余裕持った予算を組むことを考える必要があります。

内装・設備工事費

例えば、電気・ガス・水道などの設備工事や、冷蔵庫等の厨房機器空調工事などを行うことで、費用が発生します。

備品・消耗品費

グラスや食器・トイレットペーパーなどの備品、お酒や料理の素材・調味料など仕入れにかかる費用が発生します。

その他の諸費用

バーを開業しても、お客様に来店してもらわなければ、経営を継続していくことが難しくなります。
そこで、お店をPRするためのHPなどの宣伝広告費も必要になってきます。

バーの開業資金の平均は?

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開業するための資金として、多いのが500万円1000万円で開業しているお店が多くあります。
また、都心部から離れ小さなお店で開業し、内装費を抑えれば200万円300万円で開業することも不可能ではありません。

バーの開業に必要な開業資金を計算してみよう

バーの開業に必要な大まかな開業資金はこちらの表を使って計算してみてください↓
バーの開業に必要な経費計算表

1ヶ月あたりでかかる費用も計算しておくことも大切

バーを経営していくためには、開業資金のことを考える必要もありますが、毎月必要となる費用も考えておく必要があります。
特に家賃などの固定経費については、毎月必ず必要となりますので、しっかり考えておく必要があります。
家賃は一般的には売上の10〜15%を家賃に充当しているお店が多いと言われています。

また、光熱費やお酒・料理の素材などの仕入れにかかる費用も発生します。
その他には、従業員を雇う場合には給与などの人件費を支払わなければなりません。

1ヶ月に必要な経費をまとめると

以下に記載したものが全てではありませんが、代表的な経費
家賃
光熱費
人件費
仕入れ代
消耗品
雑費
保険料・税金
宣伝広告費

などが必要になってきます。

開業には融資を利用して資金を調達できることも

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十分な自己資金があれば、それで運営することが最も良い方法ですが、自己資金が少ない場合は、政府系金融機関である国民生活金融公庫から融資を受ける方法等もあります。
飲食店営業の許可や深夜酒類提供飲食店営業の届出などで行政書士に相談する場合は、同時に相談することもできます。
自己資金が少ない方は、一度検討してみても良いかもしれません。

まとめ

バーを開業・開店する時に必要となる費用について考えてきました。
現在では、自己資金で開業する以外にも、国民生活金融公庫などの金融機関から融資を受けて開業するという方も多くいらっしゃいます。
しかし、融資を受けたとしても毎月の収支をしっかりと把握しておかなければ経営は厳しくなってきます。
まずは、開店資金・毎月の固定経費などがどれくらい必要なのか?ということをしっかりと計算することが、バー経営の成功への近道だといえます。

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